トランプ米大統領も利用しているツイッター(NYSE:TWTR)は、23日の寄り付き前に決算発表の予定だ。EPSは前年同期の0.16ドルからわずかに下がり、0.15ドルとなる見通しだ。一方、売上高は前年同期の6億6500万ドルから7億7432万ドルへと大きく増加した。

同社は過去20四半期のうち、19期にわたって予想を超えるEPSを叩き出し、残りの1期についても下回ることなく予想通りのEPSとなっていた。一方、売上高については予想値を4度下回っていた。

12月に26.19ドルの安値を付けたのち、同社株価は30%以上回復。先週は34.40ドルで終値を迎えた。テクニカル分析によると、さらに値上がりする可能性もある。

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(画像=Investing.com)

同株は3月28日から4月8日までの9営業日連続で3.44ドル(10.77%)上昇したのち、4月10日からは三角持ち合いとなって価格はあまり動いていない。

買いが売りを吸収し、株価が上昇すれば、2018年7月以来の大きな逆三尊が完成するだろう。逆三尊の値幅を考えればターゲットはネックラインから10ドル以上高くなるはずだ。また、ターゲットは2018年6月-7月のレジスタンスラインと一致すると見られる。

トレード戦略

慎重なトレーダーは逆三尊のブレイクアウトを待とう。三角持ち合いのブレイクアウトにおいて、ネックラインはレジスタンスラインとなる可能性がある。

一般的なトレーダーは、レジスタンスである2月6日の高値を超えたことを確認し、三角持ち合いの最高値でもある4月9日の35.39ドルのブレイクアウトを待とう。その際、逆三尊の完成のために、陰線や小さな陽線を包みこむ包み足大陽線の出現があるはずだ。

積極的なトレーダーは、三角持ち合いのサポートラインでロングした方がいいかもしれない。ただし、今回の決算が失望させるものとなり、株価がストップロスをも下回るような予想外の下落となっても耐えられるならばという条件が付く。

トレード例

  • エントリー: 34.30ドル
  • 損切り: 33.80ドル
  • 損切り幅: 0.5ドル
  • 目標価格: 35.80ドル
  • 利確幅: 1.50ドル
  • リスクリワードレシオ: 1:3(提供:Investing.comより)

著者:ピンカス コーエン