ウォール街のお金の話,Lyft
(画像=ZUU online編集部)

ウォール街は久しぶりのIPO(新規株式公開)ブームに沸いている。米調査会社ディールロジックによると、ITバブルの最盛期に当たる1999年には547社がIPOを実施し、資金調達額の総計は1079億ドル(現在の為替レートで約12兆円)に達した。その後、IPOは尻すぼみとなったが、ウォール街の市場関係者からは「2019年は1999年を上回るブームの到来が見込まれる」との声も聞かれる。

もっとも、同じIPOでも20年前と現在ではその内容が大きく異なる部分もある。1999年との相違を踏まえつつ、ウォール街で広がるIPOブームの最新傾向をリポートしたい。