令和最初の取引も特にご祝儀がみられるわけでもなく、下がると思えば売り、上がると思えば買うような目先的な動きが主体の相場でした。何も変わっていないということで大きな流れとしては何もないということで見ていいのだと思います。買われすぎた銘柄が売られるときに売られすぎた銘柄が買われるか、売られすぎた銘柄が買われるときに買われすぎた銘柄も買われるかというようなことで指数を右往左往させることになりそうです。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均 「窓埋め」となりました。25日移動平均線も意識しており、底堅いといえば底堅いということなのでしょう。21,800円水準を下に抜けると21,300円あたりまで調整となりそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
前代未聞の10連休も終わり、特に何もないかと思われたのですが、最後の最後に大どんでん返しがあったという感じです。日経平均の保ち合いが続いた相場も下値の節目を試すように、4月12日と15日にあけた「窓」を埋める格好となりました。ここで下げ渋るということも十分にあるのですが、米国市場次第、トランプ大統領のツイッター次第という面もあるのでしょう。
コメ相場の時代にはインターネットはもちろん、新聞もニュースもないような時代ですから、こうした「風聞」に対しての反応もまちまちとなっていたようです。それよりも季節性などが重視されており、下手なニュースなどに振り回されない分、相場が素直だったのではないかと思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介