もし将来に対して漠然とした不安を感じているなら、ライフプランを描いてみましょう。不安を抱くのは、具体的にイメージできていないからと言えます。ライフプランを明確にして、どんな人生を生きたいのかを具体的にし、それにかかるお金、収支を“見える化“すれば不安も軽くできるでしょうし、自分が望む人生の実現に近づけるはずです。かかるお金を生み出す方法として、不動産投資をどう組み込めばいいか考えてみましょう。

ライフプランを明確にすることは自分の望む人生を具体的にイメージすること

2019.06.02 不動産投資で堅実なライフプランを描く方法
(画像=PIXTA)

ライフプランとは、何歳ごろに結婚して出産や住宅購入をする、転職やキャリアアップをする、いくらくらい資産をつくる、といった人生を通した予定・目標のことです。ライフプランの策定はいつやっても構いませんが、できるだけ若いうちにしておくといいでしょう。ただし、ライフプランは予定や希望が変わった場合や、予期せぬ転職や結婚、出産などがあった場合など人生の節目で定期的に見直す必要があります。

ライフプランを立てる時には、それぞれのイベントにどれくらいお金が必要なのかも併せて見積もりましょう。現状の収入から支出項目を差引き、年間どのぐらいのお金が残るかを試算します。

目標の貯蓄残高があるなら、それに応じて支出項目を見直すといいでしょう。加入している保険に重複や無駄がないか、通信料などの固定費は削減できないか。このような見直しによって、預金や投資に回せる額を増やせるはずです。

ライフプランを立ててしまうと夢がなくなると思うかもしれませんが、漠然とした不安を抱きながら「何をどうしたらいいのか分からない」状態を続けていても、お金は増やせません。投資や運用を成功させるためには、目的や目標があったほうがいいのです。なんとなく「お金持ちになりたい」ではなく、「何歳までにいくら欲しい、なぜならこういう人生が生きたいから」とはっきりさせることで、自分の人生の戦略も明確になっていきます。

長い目線での投資・運用・資産形成に向く不動産投資

人生を通じた投資・運用には、不動産投資が向いています。なぜなら不動産投資は比較的リスクのコントロールがしやすい投資だからです。株やFXと比べれば値動きは大きくありませんし、借主・入居者が確保できれば安定して家賃収入が入ってくるため、事業計画が立てやすいのです。

不動産投資というと、資金に余裕のある人が行うイメージがあるかもしれません。また、多額の借入を背負うことになるのでは、と心配する人もいるでしょう。しかし、不動産投資では一般的に融資を受け、融資の範囲内で不動産を購入するため、まとまった資金がなくても始められます。基本的には、家賃収入の中から返済するため、家計を圧迫することもなく、これまで通りの生活を続けることができます。

返済が終われば、家賃収入はそのまま手元に残ります。不動産投資は、物件選びさえ慎重に行えば、あまり手間をかけずに安定的に家賃収入を得ることができます。そのため、本業のある人に向いている投資方法と言えるでしょう。実際、兼業で不動産投資に取り組んでいるサラリーマンは今や珍しくありません。

不動産投資のメリットとデメリット

融資を受ければまとまった資金がなくても始められること、融資の返済が終われば家賃収入はそのまま手元に残ることなど、不動産投資には多くのメリットがあります。良い物件を選び、計画的に運用・管理をすれば、一瞬で大損をしてしまうといったリスクもありません。

ただし、リスク・デメリットはあります。空室になれば家賃収入は途絶えますし、賃料を下げないと新規の入居者がつかないとなると家賃収入は減ります。家賃を滞納されるかもしれませんし、地震などの災害で物件を貸し出せなくなる場合もあります。しかし、こうしたリスクやデメリットも、入居者獲得の工夫をしたり保険に加入したりするなど、事前に対策を打つことができます。

不動産投資を成功させるために最も重要なことは、信頼できる不動産会社を選ぶことです。

不動産会社は、投資のパートナーです。専門家のアドバイスなしに成功するのは並大抵のことではありません。専門家である不動産会社と密にコミュニケーションをとり、二人三脚で不動産投資に取り組むべきです。

不動産会社を見極めるポイントとしては、情報提供がマメか、投資家の立場に立って熱心にアドバイスをしてくれるか、理由なく購入を急がせることがないか、リスクや懸念点についても丁寧に説明してくれるか、などがあります。

どんな人生を生きたいか、いつまでにどれだけの資産を築いておきたいか。具体的なライフプランを立てることこそ、投資や資産形成を成功させるために必要なステップです。そのうえで、長期でしっかり資産を形成させたいなら、不動産投資は一考の価値があるでしょう。

(提供:ヴェリタス・インベストメント

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