米国株安などもあって下値を試す動きになりそうです。節目とみられる水準としては20,300円~20,500円水準と見られ、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が20,500円を割り込んだ水準であり、まずは20,500円水準で下げ渋るかどうかということでしょう。さらに大きな下落となると20,000円を割り込むかどうかということになるのでしょうが、まずはその手前の水準で下げ止まるのではないかと思います。
貿易問題とかあまり気にならない銘柄などが消去法的に買われるかどうかということなのですが、株式から債券へのシフトが進むということであれば、株は買えないということになってしまうのでしょう。ただ、債券代わりに買える銘柄としてディフェンシブ銘柄や高配当利回り銘柄が買い直される可能性もあり、上場来の底値圏にあるゆうちょ銀行(7182)やJT(2914)などの高配当利回り銘柄に注目です。
JT(2914)は既に大きな下落となっていることもあり、底堅さも見られるのではないかと思います。底値圏での保ち合いが続くということもありそうですが、案外値持ちも良いのだと思います。
本日の日経平均 の予想レンジ
20,200円 ~ 20,500円
為替の予想レンジ
1ドル=108.00円 ~ 108.50円(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介