距離が近く船でも手軽に行けてしまう韓国は人気の旅行先です。でも韓国へ旅行に行く際、現地通貨であるウォンへの両替方法で多くの方が悩んでしまうと思います。どこで両替した方がよいのか、また両替方法にはどんな違いがあるのか、両替に慣れていないとなかなか判断がつきません。
今回は韓国の通貨ウォンへ両替する方法についてご紹介します。ウォンへ両替するおすすめの方法もご紹介しますので是非参考にしてみてください。
円とウォンを両替する方法
ウォンへ両替する主な方法は以下の通りです。
空港や銀行で両替
他の外貨と同じようにウォンも空港や銀行で両替が可能です。国内でも韓国現地でも利用でき、手軽に両替ができます。
外貨交換専門業者を利用する
銀行や空港以外に、両替サービスを提供している専門業者でもウォンへの両替ができます。インターネット等で事前に手続きすることができますが、ウォンが手元に届くまで時間がかかる場合があります。時間に余裕をもって利用しましょう。
韓国内での両替がおすすめ
ウォンへ両替する場合、日本国内より韓国で両替する方がおすすめです。
現地の手数料は国内より安い傾向
円から外貨へ両替する場合、両替手数料がかかるのが一般的です。この両替手数料がウォンの場合日本より韓国の方が安く設定されていることが多いようです。両替する場所にもよりますが、韓国で両替する方がお得に両替できるでしょう。
なんで韓国で両替した方が安いの?
両替手数料はその通貨が世界で流通しているほど安くなり、逆に流通が少ないと高くなる傾向があります。米ドルのように世界でよく使われる通貨なら安く両替でき、流通の少ない通貨は手数料が高く設定されています。
円とウォンを比較すると、円の方が世界での流通量は多いです。日本でのウォンのニーズは低く、両替業者も流通の少ないウォンを手数料を引き下げてまで調達しようとは思いません。そのため日本国内におけるウォンへの両替手数料は高くなります。
円はウォンと比較し流通が多いため、韓国の両替業者にとってもニーズの高い通貨です。ですから手数料を低く抑え、たくさん円を交換してもらおうという意図が働きやすいといえるのです。
韓国でウォンに両替するには?
韓国で両替するとお得だとしても、初めてだと現地で両替するのって不安ですよね。どうすれば韓国で両替できるのでしょうか?
税関で外貨申告
韓国で両替するには円を韓国に持ち込む必要があります。その際、1万米ドル相当以上の円を持ち込む場合は入国審査の際に申告しないといけません。1万米ドル相当の円は、仮に為替が1米ドル=110円なら110万円分ですね。
入国の際に外貨申告をした場合、出国の際もウォンの大量の持ち出しがないかチェックされます。スムーズに入国するため、また安全のためにも大きな金額は持ち込まない方がよいでしょう。
韓国空港や市内の両替所で両替
韓国の空港や主要な観光地には外貨を取り扱っている銀行や両替所があります。そちらで円とウォンを両替しましょう。韓国内の銀行でも両替が可能です。
両替所は個人が経営しているところと、公認両替所があります。より公正な両替を求めるなら公認両替所や銀行を利用しましょう。
現地ホテルでも可能
ホテルでもウォンへ両替が可能ですが、レートが悪い場合がありますので注意が必要です。
現地両替は不安。事前に準備する方法はないの?
低い手数料で両替できるといっても、現地まで外貨を用意しないのは不安ですよね。事前に日本国内で用意でき、かつ比較的安い手数料でウォンを用意する方法をご紹介します。
韓国系銀行の日本支店を利用
ハナ銀行など、韓国系大手銀行の日本支店を利用すると国内の銀行より低いコストで両替が可能です。支店の数は多いとはいえませんが、近くにある方は利用してみてください。
マネーパートナーズの空港受け取りサービスを利用
FX会社「マネーパートナーズ」の外貨両替サービスを利用しても事前にウォンへ両替することが可能です。事前にインターネット上で手続きをしておけばウォンを空港で受け取ることができるサービスです。
マネーパートナーズはFX会社で、口座開設者に外貨両替サービスを提供しています。口座開設が必須ですが、FX取引を行う必要はありません。FXは比較的リスクの高い取引ですから、リスクを取りたくないなら外貨両替サービスだけ利用しましょう。
両替したウォンを空港で受取る場合別途500円が手数料として掛かります。また両替には1通貨当たりの手数料がかかりますので前もって確認するようにしてください。
ウォンを外貨両替する場合はマネーパートナーズが提供するレートで両替することになります。レートはウェブサイトで確認するかコールセンターで確認が可能です。
マネーパートナーズ コールセンター
0120-894-707
ウォンは現地で両替、不安なら事前に準備を
韓国ウォンへ両替する場合は日本国内で行うより現地の方がお得に両替できそうです。現地に着く前にウォンを用意しておきたいなら、日本国内で最低限必要な分だけ用意するとよいでしょう。
文・若山卓也(ファイナンシャルプランナー)/fuelle
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