懸念材料も多いのですが、特にサプライズがあるわけでもなく、ちょっとした買いが入るかどうかということで株価が動いているような感じです。ここからもちょっとした材料に大きく振らされることもあるのかもしれませんが、基本的には21,000円台前半での保ち合いが続くということでしょう。

 ☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

雲に上値を押さえられている状況には変わりありません。遅行線が日々線を抜けてくるということでもなく、日々線に絡みながらの動きとなりそうです。そうなると上値の重さを確認しながら下値を試すということもあるのかもしれません。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 月曜日ということもあって全く方向感も見られず、指数は小動きとなりました。日経平均採用銘柄でも影響の大きな銘柄に動きがなく、全く動かないという状況です。個々の銘柄でも動きらしい動きは見られず、買われすぎた銘柄が大きく下落するでもなく、手掛かり難ということのようです。

 動き始めたときに乗ればいいや!と思っているようなときには動き出してから飛び乗り、完全に出遅れたにも関わらずついていってしまうようなケースがあります。こうしたときは決して慌てず、損失を確定するということも必要です。ただ、考えてみると「出遅れたかな?」と思うときには乗らなければいいわけですから、いつもの「二つの後悔」を思い出し、慎重に対処することが必要なのです。(提供:Investing.comより)

日経平均と騰落レシオ
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介