先週の米国市場を動かした出来事や、今週の注目ポイントを確認しよう。

パウエルFRB議長は25日、ニューヨークで講演を行い「FRBは政治的圧力から独立している」と言明。利下げを求めるトランプ米大統領を牽制した。

29日、G20大阪サミットにおいて米中首脳会談が行われた。トランプ米大統領は会談後の記者会見で、対中制裁関税第4弾の見送りと通商協議の再開継続を表明した。

2019年上半期、S&P 500のパフォーマンスは過去20年で最高となった。

ビットコインは6月だけで40%近く上昇し、上半期通算で220%以上値上がりしている。

また7月1日午後7時00分にOPEC総会が開催される。協調減産延長が決定される見通しで、原油市場の動向に注目が集まる。

7月5日午後9時30分、6月米雇用統計が発表される。中でも注目度が高い指標は非農業部門雇用者数だ。

また、V字回復を遂げている注目銘柄としてアップル(NASDAQ:AAPL)やバリック・ゴールド(NYSE:GOLD)が挙げられる。

今週の米国市場注目ポイント:G20サミット成果、米雇用統計、OPEC会合、トランプ対FRB(提供:Investing.comより)

著者:ジェシー コーエン