昨日の反動という割には堅調な動きとなっています。買われすぎ銘柄のなかには冴えないものも多いのですが、逆に売られすぎ銘柄の修正高などが続いて下支えとなった感じです。指数の上値は重くなりそうで、これまで買われていたものが売られ、売られていたものが買われるということもありそうです。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
上髭線で上値の重い形です。明日の相場が軟調となるといったん雲のサポートを確認するような調整もあるものと思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
これまで動かなかった相場がようやく動いたと思ったら再度動きがなくなりました。上値が重いという状況ですが、逆に言えば上値が重い割に値持ちが良いということなのだと思います。積極的な売り買いの材料がないというよりは買い気はあるが、懸念材料が多いということなのでしょう。
いずれにしてもこうしたときは「我一分の了見にて、売り買い決して致す間敷くなり。三位の傳を表にし、立羽を極め、売買の内、一方を立て抜くべし。」ということで、しっかりと状況を見極めるということが必要なのです。動いた方についてみればいいというものでもないということです。（提供：Investing.comより）
(画像=Investing.com)
著者：清水 洋介
