堅調とはなったのですが、相変わらず盛り上がりに欠ける展開となっています。米国株が高いことで反応しているのでしょうが、円高ということもあって盛り上がらないということでしょう。米国の利下げもある程度は織り込まれているものと思われますし、ここからさらに貿易問題や地政学リスクが取りざたされてくれば、売り急ぐこともあるのでしょう。引き続き21,500円~21,800円での動きということなのでしょう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
まだまだ保ち合いのなかですが、徐々に煮詰まってきています。そろそろ動きが出てくるのではないかと思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
米国株は堅調でしたが上値も重く、為替も円高になったので売られるかと思いましたが、意外に強いという感じです。空売りの買戻しも入っているのでしょうが、特に買い材料となるとも思えません。米国で利下げをするということは景況感がよくないということですし、大統領に忖度したのだとすると、FRB(連邦準備制度理事会)への信頼度が低下するということになりそうです。
米国株への反応も今一つですし、為替に全く反応がないという状況で、堅調ながらも上値が重く、冴えないながらも底堅い動きになっています。こうしたときは、売られすぎ銘柄の底堅さがみられるものに注目ということなのだと思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介