相変わらず閑散小動きという感じで相場全体の方向感がみられません。ただ、日経平均はぎりぎりのところで下げ渋りとなっている状況なので、ここからもう一段の下落があれば、一気に下値を試すことになるのでしょう。決算動向などをにらみながら底堅さがみられるかどうかということなのでしょう。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

25日、75日の移動平均線や基準線、先行スパンが重なっている水準で下げ渋りとなりました。下ひげの長い十字足ということで明日の相場が堅調であれば再度上値を試すことになるのでしょうが、明日も軟調となると調整となりそうです。

☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

依然として膠着状態という感じですが、本日の相場も下に抜けたと思われるような感じでした。実際に節目とみられる21,500円を割り込んだことで下値を試す動きになってもおかしくはないという状況です。ただ、移動平均線などのサポートも見られ、底堅さがみられると買い戻しも入るということなのでしょう。

株式投資をするうえで心得ていた方がいいことがいくつかあるのですが、その一つは「商い急ぐべからざること」なのだと思います。売り買いをする日が「今日しかない」とか、「今買わなければ買えなくなる!」とばかりに急ぐと結局は高値掴みをしてしまうのですし、底値で売ることにもなるのです。(提供:Investing.comより)

日経平均と騰落レシオ
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介