先週の木曜日と金曜日で持高調整の売り買いが一巡となったということなのか、まったく方向感は見られませんでした。ここからも個別には決算発表などに振らされることになるのでしょうが、相場全体としては日米の金融政策を見極めるということで動きはないと思います。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
75日移動平均線、25日移動平均線、基準線、先行スパン２（雲の上限）に絡んで動きが取れないということで、ここから上下どちらに放れるかということなのだと思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
相変わらず何に反応しているのかわからないというような状況です。海外の情勢はあまりいいものはなく、中東を中心にきな臭い感じでもあるのですが、案外株価はしっかりとしているという感じです。決算発表時の想定為替レートがどの程度になるのかが注目されますが、慎重な見方が多くなれば、売り急ぐ場面も出てくるのだと思います。
本間宗久の「三位の傳」というものを「三原則」というような言い方をする場合と、三つの相場禅のことをいう場合などがありますし、「二つ仕舞い、三つ十分、四つ転じ」のことをいうという場合などいろいろありますが、本間宗久が言っているのは相場禅に関連して相場を見るということも言っているのです。（提供：Investing.comより）
(画像=Investing.com)
著者：清水 洋介
