★全体的にはFOMC前で足踏み。 昨晩は米中協議再開と、FOMC一日目。 全体に米国株主要指数は足踏みで、主要3指数はいずれも軟調でした。当初の下げ幅は縮小したものの、小甘く終わる結果となりました。 しかし、先行指標のダウ輸送株、株価指数で一番リスク選好度の高いラッセル2000小型株指数、そして最大のリスク指標であるジャンクボンドと、三つはいずれも逆行高。 市場の実体は上昇した、と見るべきです。 とくにラッセル2000は、4日間に及ぶ中段の持ち合いを制しての高値更新。FOMC次第で手のひらを返した相場展開になることも考えられますが、少なくとも今の時点では市場は上を志向しているということになります。
以下、「米中協議が進まない」、「米長期金利は上昇」、「問題は債券バブル」、「グリーンスパンの警告」、「債券のバブルとはなにか」、「MMTやFTPLの台頭」、「一番理想的な解決策」、「戦略方針とポジション管理」などの記事は省略、詳細は「一粒萬倍勉強会」 https://www.ichiryu-manbai.com/へ。
日経CME 円建ては21510円、日経平均先物夜間取引は21480円。昨日の現物指数終値は21709円でしたから、200円前後の下げで本日は始まるかもしれません。ドル円は、108.60円前後で推移していますから、さほど為替が影響しているということはなさそうです。
以上(提供:Investing.comより)
著者:増田経済研究所 松川行雄