またも21,000円割れる場面もありました。米国市場よりも下げ幅が大きいという感じでしたが、一方向に動きやすい相場ですから、降れば土砂降りということなのでしょう。売られすぎ銘柄も多く、下げ渋るかと思ったのですが、予想以上に大きな下げとなりました。円高を嫌気する動きが大きかったのだと思いますが、米国金利の低下もここまでということではないかと思われ、円高一服となって買い戻されるものと思います。

☆ テクニカル分析 ☆

日経平均

大きな下げとはなったものの、かろうじて雲の下限にサポートされ、遅行線もぎりぎりのところという感じです。下ひげ線で出来高も出来ているので、ここで底入れとなるのではないかと思います。

☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

週末ということで-閑話休題-それにしても予想外に大きな下落となりました。最近ではトランプ大統領のツイッターも効力がなくなったかと思っていたのですが、またぞろ、大きく取りざたされることになりました。まだ追加関税が実際に発動されたということでもないのですから、反応しすぎという感じでもあります。

ただ、ここまでの決算発表で「中国が関税引き上げの影響で・・・」ということが多いのですから、過剰な反応も致し方ないということなのでしょう。ただ、最近ではちょっとしたことに大きく反応するということが多く、値動きの方向を見てから動くということが多いのだと思います。(提供:Investing.comより)

日経平均と騰落レシオ
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介