昨日の相場でも何とか「20,500円水準」をキープしたこともあり、20,500円水準での底堅さが確認されたということなのでしょう。円安ということでもあり、今度は21,000円を目指すということになるのでしょう。ただ、まだまだ波乱要因も多く、一気に21,000を超えるということでもなさそうで、20,000円台前半から後半という水準での保ち合いが続くということなのでしょう。

そうなると、我々はやはり「天邪鬼」になって相場を見ていくということが正解になりそうですし、視点を変えて長い目で見て割安感が強い銘柄に注目することでいいのだと思います。引き続き低PER(株価収益率)、低PBR(株価純資産倍率)銘柄、つまりバリュー株に注目です。食品株や三菱商事(8058)などの商社株、みずほ(8411)やゆうちょ銀行(7182)などの金融株にも注目です。

ゆうちょ銀行(7182)は底値を探る動きが続いています。下ひげの長い十字足で出来高も出来ており、昨日が底値となる可能性もありそうで、戻りを試す動きが期待されます。

本日の日経平均 の予想レンジ
20,500円 ~ 20,800円
為替の予想レンジ
1ドル=106.50円 ~ 107.00円(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介