書評サイトブックビネガーの坂本氏の次に登場するのは電子書籍ストアの”書店員”。「電子書籍はあまり読まない」という人もいるかもしれないが、「あの記述はどこにあったかな?」と思った時に検索できるし、「今すぐ続きが読みたいけど書店はもう閉まっている」という時にネットで続刊が購入できるなどのメリットがある。今回は紙版でも出ている本を紹介してもらったので、電子書籍未経験者も楽しめるはずだ。(聞き手:濱田 優 ZUU online編集長/写真・森口新太郎)
短期特集「この夏、本を読もう」
60万冊以上の電子書籍を配信するストアの“書店員”がオススメする本とは?
電子書籍の取次、電子書籍配信プラットフォームを提供しているブックリスタ。同社はKDDIとの協業で「ブックパス」、ソニー・ミュージックエンタテインメントとの協業で「Reader Store」(リーダーストア)の計2ストアの運営をサポートしている。小売業界から転身したという古谷隆昌氏は、60万冊以上の電子書籍を配信しているReader Storeのストアディレクターとして、ビジネスジャンルの書籍、雑誌を担当したという。古谷氏に「金融・投資・経済ジャンルに関心がある読者」を想定して、この夏読んで欲しいという6冊を選んでもらった(談)。
古谷隆昌(ふるや・たかまさ)
2017年ブックリスタ入社。同社が運営をサポートする電子書店「Reader Store」の編成・企画業務に従事。現在はストアのPR・広告企画担当で「サマーブックフェス2019」(8月末まで)などを手がけている。
※文中の「電子版」価格はAmazon Kindle向けのもの(取材時)です。Reader Storeの価格とは異なります。