★中国、ドイツの材料好感が続く。 昨晩の米国株市場は続伸でしたが、ダウ工業株では一時336ドル高まで上昇したものの、その後は伸び悩み、最終的には249ドル高、0.96%の上昇にとどまりました。 前日出た中国、ドイツの材料が好感されています。中国は企業の借り入れコスト低下と景気テコ入れにつながる金利制度改革の発表、ドイツは状況によっては均衡財政主義を棚上げしても財政出動を行う意思表明などの報道です。
★定点観測~半導体SOX指数がまずは底入れ完了。 続伸は続伸ですが、あまり大きな変化があったとは言い難いようです。 とくに主要移動平均線との位置関係に変化があったわけではありません。唯一半導体SOX指数が前日50日線を突破し、昨晩も一時は25日線を上回ったのですが、最終的にはわずかに下回ったまま終わりました。ただ、8日の終値は完全に上回ったのでこの先行指標に関しては、一番最初に(テクニカル上は)底入れ完了したということになります。 これに続いて底入れ完了が間近となっているのが、リスク指標のジャンクボンドです。(以下割愛)
日経CME円建ては20630円。日経平均夜間取引は20650円。 週末の日経平均現物指数は20563円です。一応しっかり、といった程度で本日寄付を迎えることになりそうです。 昨日は、仮想運用「赤備えモデル」で、先週仕込み、買い増ししておいたワイヤレスG(9419)が2日連続ストップ高となったのと、8月2日から買い始めたenish(3667)の二度の買い増しと、この二つが一気にパフォーマンスを改善。このところ、ユーグレナ、そーせい、と利益確定売りで着実にパフォーマンスの好転に寄与する銘柄が多いのは幸い。
その他、「VIX、ダブルトップ完成」、「米長短金利差縮小」、「米中問題」、「戦略方針~ポジション管理」等、詳細は「一粒萬倍勉強会」サイト https://www.ichiryu-manbai.com/ へ。(提供:Investing.comより)
著者:増田経済研究所 松川行雄