相変わらず動きが鈍い感じです。買い気に乏しいということだと思われ、積極的に買い上がる動きもなく逆に売り急ぐこともないという感じです。買戻し一巡となったものの調整が終わるかどうかということでここから方向が決まりそうです。買戻し一巡となってくれば、手仕舞い売りに押されるのでしょうし、まだ買戻しが続くということであれば堅調な展開が続くのでしょう。
☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
上値の重さが確認された形です。「出会い線」となりましたが、中途半端な位置でもあり、単純に保ち合いの範囲内での動きが続くとみておいていいのだと思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
引き続き買い気に乏しい展開が続いています。保ち合い相場といえば保ち合い相場ですから、当面20,000円台での動きとなりそうです。米国の金利動向、そして金融政策に振らされるということなのでしょう。いずれにしても、特に影響がなくても反応してしまうということなのだと思います。
保ち合い相場の対処法としては結果的には保ち合いの底値で買い天井で売ればいいだけのことですし、保ち合いを放れるということであれば、それまでの持高を手仕舞い、放れにつけばいいだけのことなのです。ただ、それがなかなかうまく行かないということなのでしょう。抜けると思えば抜けず、抜けないと思うと一気に抜けるということもありそうです。（提供：Investing.comより）
(画像=Investing.com)
著者：清水 洋介
