2019年9月2日13時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

米国は昨日9月1日(日)から1100憶ドルの中国製品に対し15%の追加関税を発動した。それに対し中国も即日報復関税を課している。一方、香港では無許可デモが行われたが、過激化が報道され香港警察との衝突が伝えられている。1日(日)に発表された中国の製造業PMIは7カ月連続の50割れで、市場はリスクオフ。ただ、米中の貿易協議は引き続き行われることから相当部分は織り込まれていると考えられる。

現在の為替相場の戦略やスタンス

チャートをみていると大きくは動けないのかという形だ。今のレンジ幅をどちらかにブレイクしてこないと、という感じだがどちらかにブレイクしても、トレンドが続かない、そんな動きになりそうな予感。そのためトレードはブレイクアウトではなく、レンジ上限近くで反転したら売り、レンジ下限近くで反転したら買い、というトレードを考えている。現在は斜めラインを超えてきたら、ブレイクではすぐに買わずに一旦の押しを見てから買いかと思ってみている。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。