22,000円水準では上値が重くなるという状況です。一方で売り急ぐ動きもなく、22,000円を挟んでの動きとなっています。21,900円～22,100円水準が節目となっており、当面この範囲での動きと想定され、この範囲を放れると上にも下にも200円～300円程度動くということなのだと思います。

まだまだ売られすぎ銘柄の修正高は続くのでしょうし、金低下継続、さらに追加緩和などがあれば、総じて堅調となるのでしょう。ただ、結局は買われすぎ銘柄が買われるという状況ではなく、引き続きＪＴ（2914）などの高配当利回り銘柄などが注目され、ディフェンシブ銘柄としてのマルハニチロ（1333）などの水産株、森永乳業（2264）などの出遅れ銘柄に注目です。

森永乳業は75日移動平均線を下回ってしまい、下値を試す動きとなりそうです。それでも4,100円くらいでは下げ渋りそうで、その水準を下回ると3,800円程度までの調整もあるのでしょう。

本日の日経平均 の予想レンジ
21,800円　～　22,100円
為替の予想レンジ
１ドル＝108.00円　～　108.25円（提供：Investing.comより）

著者：清水 洋介