配当落ち分を考慮すると21,900円の節目を割り込むかどうかということになりそうです。ただ、夜間取引の日経平均先物の動きなどを見ると配当落ち分を考慮しても引き続き21,900円~22,100円水準をどちらに抜けてくるかということで見ておけばいいのだと思います。

配当落ちということで落ちたところが買えるかどうかということになります。逆に値持ちが良いと高配当利回り銘柄などは採算が合うということでいったん手仕舞い売りに押されるものも多くなりそうです。割安銘柄、売られすぎ銘柄もしっかりと戻したものが多く、戻りの鈍いJT(2914)やいったん押し目を作っている三菱商事(8058)などに注目です。

三菱商事(8058)は雲のなかでの動きになっています。まだ25日移動平均線と75日移動平均線の乖離も大きく、この上下の線の中での動きと想定しておいていいのだと思います。移動平均線をどちらに抜けるかということに注目です。

本日の日経平均 の予想レンジ
21,900円 ~ 22,100円
為替の予想レンジ
1ドル=107.50円 ~ 108.00円(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介