配当落ち分だけ週末に下落し、下値の節目で下げ渋りとなりました。夜間取引などの動きをみると21,900円を割り込むということになりそうで、そうなると21,700円水準や21,800円水準で下げ渋りとなるかどうかです。ただ、その水準で下げ止まらないと21,500円水準まで下落となりそうです。21,000円台後半の保ち合いとなりそうです。
配当落ち後に売られすぎ銘柄が買い直されるかどうかということになりそうです。みずほ（8411）などの高配当利回り銘柄は買い直しの動きも出てくるものと思われますが、指数に影響の大きな銘柄で買われすぎていた銘柄などは調整感が出てきそうです。配当分だけ下落して「いい押し目」となったような武田薬品（4502）など高配当利回り銘柄の底堅さがみられる水準まで下落したものに注目です。
武田薬品（4502）はここから75日移動平均線にしっかりとサポートされるかどうかが注目されます。値持ちがよく、底堅さがみられると再度戻りを試す動きになるのでしょう。
本日の日経平均 の予想レンジ
21,500円 ～ 21,900円
為替の予想レンジ
１ドル＝107.50円 ～ 108.00円（提供：Investing.comより）
(画像=Investing.com)
著者：清水 洋介
