夜間取引で日経平均先物が一時21,000円を意識するような水準まで売られており、上値は重そうです。細かく見てみると昨日の高値水準である21,400円を超えてこないことには週末の手仕舞い売りに押されて売り直されることもありそうです。21,500円を回復しないと21,000円を試す動きが何度か見られるということになりそうです。
引き続き景況感の悪化からの下落が懸念される中では売られすぎ銘柄やディフェンシブ銘柄に注目です。森永乳業（2264）やＪＴ（2914）なども軟調となっていますが、底堅いとも言え、底堅さが見られれば再度買い直しも期待されます。また、三菱商事（8058）など再度安値を試すような割安銘柄にも注目です。
三菱商事（8058）は下げ渋りとはなりましたが、再度安値を試す動きになっています。ここからは移動平均線との乖離も大きくなるし、ＲＳＩやストキャスティックスも底値圏にあり、遅行線が日々線を意識して下げ止まるのではないかと思います。
本日の日経平均 の予想レンジ
21,200円 ～ 21,500円
為替の予想レンジ
１ドル＝106.50円 ～ 107.20円（提供：Investing.comより）
(画像=Investing.com)
著者：清水 洋介
