本業と副業、合わせて年収5000万を超えていても「今は会社をやめるつもりはない」。そう語るサラリーマンのmotoさんは、会社員としての仕事が“インプット”となり、副業につながっていると捉えている。motoさんに会社員としてのキャリアや管理職として会社や部下とどう向き合っているのかを聞くと、資本家思考を持ち合わせた新時代のサラリーマン像が見えてきた。(取材・くすいともこ/写真・森口新太郎)

moto(もと)さん
moto(もと)さん
本業年収1000万円、副業年収4000万円を稼ぐサラリーマン。1987年長野県生まれ。地元の短大を卒業後、ホームセンターに入社。リクルートや楽天など5度の転職を経て、現在は都内の広告ベンチャーで営業部長を務める傍ら、ブログ「転職アンテナ」などを運営。2019年には日本最大級のASP「バリューコマース」から年間MVPとして表彰された。各種SNSを通じて、転職や副業、キャリアや営業戦略に関する知見を発信。転職や副業を考える多くのサラリーマンの悩みに答えている。著書『転職と副業のかけ算』(扶桑社)は3万部を超えるヒットに。
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    motoさんがサラリーマンを辞めない理由

    Moneylist#18
    (画像=森口新太郎、ZUU online編集部)

    ──motoさんは今後、起業する予定はないんですか?

    現時点で予定はないです。周りの経営者から話を聞いていると「大変だなあ」と感じるんですよ。しかも、どの経営者も共通して好きなことや確固たるビジョンを持っているんですよね。強い野心もあるし、今の世の中に対して問題意識を持っていて。そういうのが無いと続かないと思うので、僕もそういう強い想いを明確に持つようになったら、起業しようかなとは思っています。でも、今のところはないですね。

    ──今、本業に対してはどのようなことを感じていますか?

    自分のキャリアについての悩みはありますね。現時点では副業年収で4000万円あるので、会社をやめて独立してもしばらくはやっていけると思います。しかし、だからといって、サラリーマンという立場をなくすことにはまだ不安があります。それは、僕の副業がサラリーマンとしてのインプットありきのものだから。本業でのインプットがないと、僕の副業は成り立ちませんから。

    ──motoさんの会社員としての働き方について聞いてみたいです。1社目のホームセンター時代、採用に関する知識が一切ないなか、いきなり新卒採用の責任者を任せられるなど、ハードな経験もされてきていますよね。そういう一般に「つらい」「キツい」と感じそうな局面をどう乗り越えてきたのでしょう。

    そんなこともありましたね(笑)。でも、つらいとは思わなかったです。仕事でつらさを感じることはあまりないかもしれません。

    ──周りから「メンタル強い」って言われませんか。

    いや、むしろ僕は豆腐のメンタルの持ち主です(笑)。上司に怒られたら、めちゃくちゃ落ち込むし、目標未達だととにかく凹みます……。達成できなかった悔しさをバネに、またがんばりますけど、自分のメンタルが弱いからこそ、絶えず緊張感を持って仕事に向かってます。

    「会社にとってベストなこと」だけ考える

    moto(もと)さん
    (写真=森口新太郎撮影)

    ──それは意外です。慎重なんですね。