実は、当日予約やマイルなど様々なテクニックを用いると、ビジネスクラスに格安で乗ることができると言われています。海外では1万円台でアップグレードが可能なこともあるのだとか。人には、あまり教えたくないシートのクラスアップテクをご紹介します。
当日予約によるアップグレード
国内含めや海外の航空会社では、搭乗当日に空港の受付カウンターで背席のアップグレードを行う際、通常よりも少ない料金(マイル)で可能になるケースがあります。
JALも国際線を対象に2019年4月から2020年3月にかけて当日申込のディスカウントキャンペーンを実施しています。コードシェア便は対象にならなかったり、上位クラスが満席の場合は利用できなかったりなどいう制限はあるものの、通常より少ないマイル数でアップグレードが可能になると説明されています。当日のアップグレードに関しては、エコノミークラスが満席の場合などに航空会社側から割安なアップグレード価格が提示されることもあります。ANAも公式サイトでこのことに触れており、「当日アップグレード付加運賃」の支払いによるアップグレードの利用者を募集することがあるとしています。海外の航空会社では1万円台で当日のアップグレードが募集されることもあるのでこまめにチェックするのが良いでしょう。
マイルによるアップグレード
各航空会社が提供するマイルプログラムを使ってビジネスクラスなどへのアップグレードを行う方法はよく知られていますが、お得な場合もあればあまりお得感がない場合もあり、航空会社や路線、時期、飛行距離などによってまちまちです。
そこでマイルによるアップグレードを事前に行う場合には「マイル単価」に着目してみましょう。現金やクレジットカードでアップグレードを行う場合に掛かる費用を必要マイル数で割れば、そのアップグレードにおけるマイル的なコストパフォーマンスが良いかどうか判断できます。マイルを使った事前アップグレードを利用するのであれば、普段の買い物でマイルが貯まるクレジットカードを使うようにすると、結果的によりお得にアップグレードが利用できることになりますので、カード選びも重要なポイントとなります。普段マイルを意識して貯めている人は、お手持ちのクレジットカード、マイルと照らし合わせて判断してみましょう。
格安航空の「オークション」によるアップグレード
最近では格安航空(LCC)が「オークション(入札)形式」でビジネスクラスへのアップグレードサービスを提供する例が増えてきました。
搭乗の前日や数日前にメールなどで航空会社から連絡が届き、開いたページ上であらかじめ設定された最低金額以上で自由な金額を入力すると、後日、その価格でのアップグレードの可否に関する連絡がきます。入札に参加する人が少なかったり、低めの価格をほかの人も提示していたりすると、より安くビジネスクラスなどへのアップグレードが可能になります。
まだ未挑戦の方は試してみては!?
座席のアップグレードに関しては、「インボランタリ―・アップグレード」と呼ばれる無償アップグレードが提案されることもありますが、それはあくまでラッキーな場合です。上級ステイタスを保持している場合と提供されやすいと言われていますが、お得に確実にアップグレードをしたいなら、やはりこの記事で紹介したようなテクニックを一度は使ってみたいものです。まだ試したことがない方は、一度挑戦してみてはいかがでしょうか?(提供:JPRIME)
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