この記事は2026年8月5日(水)に「羊飼いのFXブログ」で公開された「西原宏一氏の現在の相場観とFXトレード戦略」を一部編集し、転載したものです。
2026年8月5日(水)の午前10時ころに、現役トレーダーの西原宏一さんから聞いた最新の相場観と戦略を紹介する。
現在の為替相場の傾向や相場観
先週7月31日(金)、ついに「その時」が来た。日米当局による約30年ぶりの協調介入だ。
米ドル/円は先週163円台をトライしていたが、介入を受けて一気に急落し、足元では157円前後での推移となっている。
メルマガでは繰り返し「日本の単独介入では流れは変えられない、鍵は米国が動くかどうか」だと伝えてきたが、まさに米国参入でゲームチェンジ。
注目すべきは、米国側の本気度だ。ベッセント米財務長官は「日本を支えるために必要なことは何でもする」と発言。
さらに今後の介入では、日本が保有する米国債を市場で売却せずにドル資金を調達できるFRBのFIMAレポ・ファシリティを活用する方針も示された。
米国にとっては米国債市場を守るための自己防衛でもあり、だからこそこの協調介入は一過性では終わらないとみている。
現在の為替相場の戦略やスタンス
投機筋にとって、当局と正面から戦って160円台を再びトライする妙味は大きく後退した。加えて、ホルムズ海峡の再開合意が近いと伝わり、原油高によるインフレ再燃懸念も和らぎつつある。
明後日7日(金)の米雇用統計が弱ければドル売りに拍車がかかり、さらに来月9月の日銀利上げ観測拡大も円のサポート要因となる。
過去を振り返っても、協調介入が実施された時点で、相場局面が大きく変わることが多かった。よって戦略としては米ドル/円は戻り売りで、ターゲットはまず155円、そこを割り込めば152円を視野に入れて臨みたい。
▽米ドル/円 日足チャート
*:当記事は、投資一般に関する情報の提供を目的としたものであり、投資勧誘を目的としたものではありません。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。




