22,500円水準での底堅さがみられました。夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が22,700円台で推移しており、ここで保ち合いを上に抜けてくると買い戻しを急ぐ動きが出てくるかもしれません。22,500円台固めとなるよりは上値を試して上値の重さが嫌気されるというパターンなのかもしれません。いずれにしてもまだ22,500円を挟んで上下200円~300円という水準での動きなのではないかと思います。
目先的な需給要因での動きですから、需給が悪い銘柄などで売られすぎているものが多いということでしょう。決算発表が本格化するなかで決算発表で改めて割安感が見直されるということになるのでしょうから、割安銘柄に注目です。低PER銘柄は大林組(1802)など建設株や三菱UFJ(8306)など銀行株などがあげられますが、すでに戻っている銘柄も多く、まだ底値圏で保ち合いとなっている。三菱商事(8058)などに注目です。
三菱商事(8058)は雲のなかで基準線に上値を押さえられています。遅行線も日々線を割り込んでしまっているのですが、25日移動平均線や75日移動平均線の位置が近づいており、ここで上に抜けると一気に戻りを試す動きになってくると思います。
本日の日経平均 の予想レンジ
20,500円 ~ 22,800円
為替の予想レンジ
1ドル=108.50円 ~ 108.80円(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介