ZUU online magazine2019年12月号特集(10月21日発売)からお届けします。
日本でも「カジノ法案」が成立、ついにカジノが解禁される見込みだ。そんな日本より一足先に、カジノを中核とした韓国初となる統合型リゾート「パラダイスシティ」が韓国・仁川に存在する。カジノのほかにもスパ、ショッピング、グルメ、クラブ、アートと非日常空間が集う極上リゾートだ。日本から近く、“世界一日本人に優しいカジノ”を目指すパラダイスシティの魅力に迫った。
日本一近く、世界一日本人に優しいパラダイスシティ
いわゆる「カジノ法案」が成立し、カジノへの期待感が高まっている。お台場、横浜、大阪・夢洲、北海道・苫小牧など、複数の自治体が地元に誘致しようと手を挙げており、日本初のカジノは2020年代半ばに開業するとみられている。
日本が目指すカジノ施設は「統合型リゾート」といわれ、カジノを中核にホテルやレストラン、ショッピングモールのほか、映画館、劇場、温浴施設、国際会議場などが一体になった複合的施設だ。Integrated Resort(統合型リゾート)の頭文字から「IR」と略される。その〝お手本〝となるのが、韓国・仁川にある「パラダイスシティ」だ。
パラダイスシティは韓国初となるIR施設で、2017年に開業。芸術とエンタテインメントを融合する「アートテインメント」をコンセプトに、カジノ、五つ星ホテル、コンベンション施設などを備えている。パラダイスシティ最大の特徴は、なんといっても日本からのアクセスのよさだ。カジノがあるラスベガスやマカオ、シンガポールよりも圧倒的に近く、日本から2時間程度で行ける。到着する韓国・仁川空港に隣接し、バスで3~5分という近さが魅力だ。金曜日の夜に日本を出発し、週末にパラダイスシティを満喫することもできる。
また、パラダイスシティの共同経営を担うセガサミーが派遣した約60名の日本人スタッフがカジノ内に在籍し、安心・安全に楽しめる環境になっているのも心強い。カジノ初心者がルールを理解して楽しめるように体系的な教育を受けた専門ディーラーもいて、〝世界一日本人に優しいカジノ〝といえるだろう。
カップル、家族でも楽しめる魅力的な施設が満載
パラダイスシティ内には、プール、スパ、サウナ、お風呂など、さまざまな楽しみ方ができる最大約2000人を収容できる4階建ての巨大総合スパ施設もある。スパゾーンではイタリアのサンマルコ広場をモチーフにしたウォータープラザや洞窟にいるようなケイブスパ、LED映像が幻想的なバーチャルスパなど、多様なスパが売りとなっている。
また、2019年3月には家族で遊べる屋内型エンタテイメント施設「ワンダーボックス」が開業。夜の遊園地をテーマに、メリーゴーラウンドや観覧車、360度回転するメガミックスなど、10種のアトラクションを幻想的な雰囲気の中で楽しむことができる。カジノ以外のエンタテインメントも豊富なため、カップルや子供連れファミリーで来ても、それぞれが満喫できる施設となっている。
ほかにも、3000点以上のアート作品が点在しており、作品巡りは大いなる楽しみの一つだ。施設エントランスではダミアン・ハーストのペガサス像が、その奥には草間彌生の南瓜がお出迎えしてくれる。日本から一番近くて、日本人に一番優しい韓国のパラダイスシティ。週末、気軽に訪れて、極上のエンタテインメントと癒やしを味わってほしい。
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