ひき続き23,000円を目指すということになりそうです。為替も円安となっており、23,000を付けてもおかしくはないのですが、指数に影響の大きな銘柄などの動向に振らされるということもありそうです。23,000円を抜ければ抜けたで達成感で売られ、抜けなければこれもまた失望感で売られるということになりそうです。いったん売られると22,500円水準まで調整となるのではないかと思います。

米国でもディフェンシブ銘柄が冴えない動きとなっているものが散見されますが、日本市場でも出遅れ感が強い、食品株や水産株などが冴えない展開となっています。決算発表を控えて買えないという状況なのでしょうが、割安感がある森永乳業(2264)やマルハニチロ(1333)などは買い直される場面も出てきそうです。三菱商事(8058)も出遅れ感が強まっています。

三菱商事(8058)は引き続き75日移動平均線に上値を押さえられています。ここからが正念場となそうですが、あと1週間程度で雲を抜けて「三役好転」となるのではないかと思います。

本日の日経平均 の予想レンジ
22,800円 ~ 23,050円
為替の予想レンジ
1ドル=108.60円 ~ 109.00円(提供:Investing.comより)

ニューヨークダウ
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介