23,500円を超えてきましたが、目先の持高調整の買い戻しだけで押し上げられ、すぐに梯子を外されるということもありそうです。ただ、逆に空売りが積み上がるということであれば、さらに買い戻しを急ぐ動きで23,000円台後半での動きとなるのでしょう。朝方の買い戻し一巡後に手仕舞い売りに押されるようであれば、昨日反動から冴えない展開となるのでしょう。当面23,000円を中心とした動きとみられます。

引き続き注目しておいていいのは割安株と思われますが、福島銀行(8562)など地銀株を筆頭に銀行株が「割安銘柄」として買われている面もあり、好調な決算を発表しながら買われていない大林組(1802)など建設株の見直し買いもあると思われます。また、単純にPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)、配当利回りなどから割安感が出ている九州電力(9508)なども注目です。

九州電力(9508)は日経平均などに逆行して年初来安値圏での動きとなっています。それでも底堅さがみられるところで、上ヒゲ線での「毛抜き底」+ダブルボトムという感じでもあり、ここからの反発も期待されます。

本日の日経平均 の予想レンジ
20,350円 ~ 20,550円
為替の予想レンジ
1ドル=108.80円 ~ 109.20円(提供:Investing.comより)

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著者:清水 洋介