有望エリアの見極め方
都心でマンション購入を検討されている方も多いことでしょう。通勤も含めてなるべく都心がいいといった声が多く聞かれます。新宿から0km~20km以内の距離が穴場です。
そこで今注目されているのが「城東・湾岸エリア」です。このエリアはお手ごろ価格で新築物件を検討できる確率が高いエリアです。逆に避けたいのはベッドタウンです。ベッドタウンは最低限の機能性しか備わっていないことが多く、不便なため車が必要という話も少なくありません。
ここでは「マンション有望エリア」に焦点を置き、紹介していきたいと思います。
①街の機能性との関係性
街の活性化のキーポイントは「仕事・教育・娯楽」の3点となります。これらが充実している街は活気があります。ベットタウンは最低限の商業・教育施設に留まっていることが多く、娯楽・仕事がほとんどないことから若者たちが離れていく要因となります。
機能性という観点からみても「東京湾岸エリア」(城東エリアを含む)については高い機能性を備えている、あるいは備える可能性が高い地域といえます。街の将来性も高く、地価上昇も期待できるエリアです。日本の人口約1億3千万人中の40%がサラリーマンであり、この層が購入しやすいエリアといった観点でもプラス評価となります。
都内では車を持たない世帯も多いことから、公共交通機関の便や病院の立地なども考慮しつつ住居選びをすすめたいところです。
②城東エリアの建設が目立つ
城東エリアで特に注目したいのが「江東区」、「墨田区」、「台東区」のエリアです。江東区は平成15年以降に建設されたマンションが東京全体の13.7%を占めておりトップとなっています。2位は中央区12.7%、3位は品川区12.3%です。墨田区、台東区エリアは近年マンション建設が積極的に進められており、近い将来上位にランキングすることが予想されます。利便性もよく環境がいいといった声が多いことから、今後は墨田区、台東区エリアに注目したいところです。
※参考
江東区:
平均47万3405円/m2(2014年)前年比+2.53%上昇 坪単価156万4977円/坪地価ランキング20 位 /1732 市町村上昇率ランキング91 位(1731市町村)
墨田区:
平均48万6575円/m2(2014年)前年比+2.32%上昇 坪単価160万8512円/坪地価ランキング19 位 /1732 市町村上昇率ランキング103 位(1731市町村)
台東区:
平均110万3437円/m2(2014年)前年比+2.50%上昇 坪単価364万7727円/坪地価ランキング7 位 /1732 市町村上昇率ランキング94 位 (1731市町村)