☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

「坊主の陰線」となりました。保ち合いの中での動きなのでここまでは特に問題はないと思います。引き続き保ち合いをどちらに放れるかが注目されます。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 金曜日なので-閑話休題-積極的に売り買いを進めるということでもなく、手仕舞い売りに押された一日となりました。昨日の相場も「再投資」などと言う向きもいましたが、単純に配当を先取りするだけということでしょう。こうなると新年からは配当取りの打ち返しもあるものと思われ、冴えない展開となりそうです。

 空売りが多い銘柄もさすがに連休を控えて買い戻しが進むということなのでしょう。大きく逆日歩が付いたものも多く、年末・年始はさすがに持ちきれないということなのだと思います。買い持ちが値下がりする分には信用取引であれば、金利がかかるのはしかたないのですが、逆日歩となると大きいものも多く、やはり買戻しを急ぐこともありそうです。

 手仕舞い売りが出るとすかさず買戻すということもあるのでしょうが、いったん下向きになると一気に手仕舞い売りが出て、ちょっとした買戻しでは手に負えないということになるのだと思います。いずれにしても、大納会のご祝儀とか関係なく、目先の需給で動く相場ということでしょう。  年末を迎えての常套句ですが・・・。今年一年大変お世話になりました。まだ、1日ありますが、来年も是非よろしくお願いいたします。今年も最後の最後まで諸々大変でしたが、「来年こそは!」皆様共に、良い年であることを祈念します。来年もよろしくお願いいたします。(提供:Investing.comより)

日経平均,相場
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介