☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

下に大きく放れて始まり、窓埋めでは止まりません。昨年5月のような「アイランドリバーサル」となったことで今度は23,500円水準が上値となりそうです。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 年末・年始休みも単純な長期の休暇という雰囲気で、特に大発会の「ご祝儀買い」があるということでもなく、大きな下落となりました。2年続けても大きな下落ですが、売り買い一方向に動きやすいということは今年もまだまだ続きそうです。

 ただ、本日の急落でも元々低い水準であったこともあり、日経平均VI(ボラティリティ・インデックス)が大きく上昇することはありませんでした。大きな上昇といえば大きいのですが、水準としてはまだまだ低い水準であり、波乱含みということになりそうです。

 それでも、まだ何といっても自分の思うとおりにならないのが相場というものなのですから、無理を通さず自然体で相場の流れを見ていくということで良いのだと思います。今年一年を考えて、昨年と同じように右往左往しながらも上昇となるのか、果たして、2016年のように年初から大きな下落が続くということなのかを見極めるということなのでしょう。
 何といっても相場なのですから、「米の高下は天性自然の理にて高下するものなれば、極めて上がる下がると定め難きものなり。この道不案内の人は迂闊にこの商いすべからず。」ということなのです。ということはしっかりと勉強をしなければならないのですが、小手先のテクニックだけでなく、大きな流れに乗る勉強をした方が良いと思います。(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介