☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
昨日大きく空けた窓を埋めるというところまではいかず、基準線や25日移動平均線に上値を押さえられた形です。ここを抜けて窓埋めとなっても再度売り直されそうで、まだまだ下値を試す動きが続くと思います。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
昨年と同じような相場を期待する向きもあって大幅高となりました。昨年はここから年末まで途中、「令和になってからの暴落」はあったものの、堅調な展開となりましたが、さすがに昨年と同じようにはいかないと思います。企業業績面から割安感もあるという向きも多いのですが、日経平均に影響の大きな銘柄は割高感が強いものが多く、上値は重いと思います。
株式市場全体に楽観的な見方が多いような気もするのですが、実際にイランを中心に中東での混乱は日本経済にとって影響は避けられないのではないかと思います。また、お金の流れを見ても、イランはともかく、サウジアラビアなどに損害などが出ると、世界的な経済への影響もありそうです。
一つの事で、市場全体が大きく動くというのもおかしな話ですが、お金が流れなくなるということであれば、株式市場だけでなく、債券や実際の景気などにも影響が出るということでしょう。こうしたときはやはり今日のように株価が高くなっても「慎重に行く」ということが良いのだと思います。 いつも述べていることですが、「待つことも戦略」であり「休むも相場」なのですから、無理をして相場に参加するよりも「勝てる相場」にだけ参加するということでもいいのだと思います。積極的な売り買いの材料、決定的な売り買いの材料が出てからでは遅いのですが、出尽くした後は行き過ぎの修正がみられるはず、なので、その行き過ぎの修正を狙うということの方が容易いのだと思います。 夕方のライブ配信 -明日の相場見通し- (原則として17:00開始です、この時間以外でも見られます。) → https://youtu.be/hHKwtsHqVq8(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介