あっさりと23,500円の節目を抜けてきました。こうなると上値は23,800円、そして24,000円という水準を試すことになるのでしょう。信用取引の売りも嵩んできており、買戻しを急ぐ動きになれば24,000円を試すことになるのでしょうが上値の重い展開になると、手仕舞い売りに押されて買戻しが進み、一気に調整となり、23,500円水準での底堅さを確認するということもありそうです。年末、年始に空けた「窓」の中での保ち合いということもありそうです。

それでも安川電機(6506)が中国の投資底入れからの業績底入れ感が出てきているということで他の機械株やハイテク銘柄に好影響を与えそうです。ただ、半導体関連銘柄など高くなっているものが多く、割高感が強いと思います。引き続きJR東日本(9020)など内需銘柄や森永乳業(2264)などの出遅れ銘柄に注目です。割安感が出てきている、東海カーボン(5301)なども底堅さがみられるのではないかと思います。

東海カーボン(5301)は目先的な底入れ感は出てきています。移動平均線や雲を下回ってはいるのですが、保ち合いの下限という見方もできると思います。ここから一気に薄い雲や移動平均線を抜けてくるかどうかということだと思います。

本日の日経平均 の予想レンジ
23,500円 ~ 23,800円
為替の予想レンジ
1ドル=109.25円 ~ 109.75円(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介