マッキントッシュといえばゴム引きのコートが有名なブランドです。名前を耳にしたことがある人もいるかもしれません。マッキントッシュの中でも特にシグニチャーモデルとして有名なのがAラインのステンカラーコート「ダンケルド」です。そのダンケルドのコートがアップデートして復活しました。

200年もの歴史を誇るマッキントッシュ

マッキントッシュ,コート
(画像=Viorel Sima/Shutterstock.com)

マッキントッシュのコートといえば、一度は持ちたい定番品として知っている人も多いのではないでしょうか。マッキントッシュの歴史は長く、創業は1823年と約200年前にさかのぼります。もともとマッキントッシュはレインコートのメーカーでした。雨の多い英国ですが当時のレインコートといえばオイルを染み込ませたオイルドジャケットが定番。

しかし科学者でもあった創業者マッキントッシュが2枚の生地の間にゴムを溶かして塗り熱で圧着させるという手法を開発したのです。高い防水性を誇った同社のコートは、またたく間に話題となりレインコートのみならず乗馬用コートや軍用コートにも使用されるようになりました。このゴム引きのコートは、素材のアップデートを繰り返しながら今もなお定番素材として使われています。

定番の形である「ダンケルド」が復活

2019年、マッキントッシュは今まで以上に注目を浴びています。なぜならマッキントッシュの定番の形ともいえる「ダンケルドシリーズ」が復活したからです。マッキントッシュのダンケルドは、2015年のブランド刷新のタイミングでいったんは休止となっていました。しかしダンケルドの復活を望む声も多く満を持して2019年に復活を遂げたのです。

腰から下にかけて広がっていくAラインのシルエットの美しさとシンプルなステンカラーが特徴のダンケルドは、やはり定番の1着といえるでしょう。

新しい素材にも注目が集まる?

マッキントッシュのもう一つの新しいニュースといえば「ゴム引きに変わる新しい素材が登場したこと」でしょう。マッキントッシュが新しく開発した素材は、レインテックと呼ばれる素材です。マッキントッシュと同様に綿の生地を重ね合わせていますが中に挟んでいるのがゴムではなく特殊フィルムとなっています。

防水透過性を維持しつつ限りなく従来のゴム引きコートに近づけた素材は、新しい時代を象徴する素材として注目されているのです。定番のダンケルドにもこの素材が搭載されています。ゴム引きのコートに比べて値段がひかえめなこともうれしいポイントです。同商品にはライナーがついており、秋から春まで長い期間着用することができることも高ポイントです。

コラボレーションにも注目が集まる

マッキントッシュは、さまざまなクリエイターとのコラボレーションがあることも魅力の一つです。例えば今シーズンは、ジルサンダー氏とのコラボレーションでミニマルかつシンプルなデザインを発表しました。また日本のバッグブランドであるポーターとのコラボレーションは、ポーターの持つ機能性とマッキントッシュの素材感とが融合して独自の世界観を表現しています。

このように常に新しい感性をブランドに取り込むことでオリジナルの価値を高めているともいえるでしょう。

名作のダンケルド、あなたはどっちを選ぶ?

英国の気品が漂うマッキントッシュの「ダンケルド」は、定番コートとして1着は持っておきたい一品です。従来からあるゴム引きの定番品だけでなく、新素材となるレインテックを使った機能性の高いコートも魅力的です。違いを楽しむためにも、ぜひ一度マッキントッシュのコートに袖を通してみてはいかがでしょうか。(提供:JPRIME


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