2020年1月28日11時過ぎに志摩力男さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
新型肺炎の影響で、現在リスクオフの展開となっている。特に豪ドル/円が落ちている。この流れは、利食いが入りつつも、もう少し続くとみている。最終的には、2003年のSARSのように、どこかで収まって、いい買い場提供になるというシナリオを想定している。しかしながら、2003年当時と違い、中国経済が非常に勢力を拡大しているため、世界経済に及ぼす影響がかつての非ではなく、非常に大きなブレーキになっている。そういった意味では、SARSよりも影響が膨大になる見込みだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
トレードとしては、利食いを入れつつも豪ドル/円の売りがよさそうだ。既に下がっており、現在73円ミドル付近だが、72円方向を目指していくだろう。また、先週触れたユーロ/スイスフランにおいても1.06フラン、1.05フラン方向への下落を想定している。
志摩力男
慶應義塾大学経済学部卒。1988年~1995年ゴールドマン・サックス、2006-2008年ドイツ証券等、大手金融機関にてプロップトレーダーを歴任、その後香港にてマクロヘッジファンドマネージャー。独立した後も、世界各地のヘッジファンドや有力トレーダーと交流があり、現在も現役トレーダーとして活躍する。志摩力男の実践リアルトレード
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。