節目とみられる23,500円も大きく割り込み、次の節目とみられる23,200円~23,300円水準で下げ止まるかどうかが注目されましたが、夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物がさらに23,000円をうかがうようなところまで下落しており、下値を試す動きとなりそうです。23,000円台はキープできるのではないかと思いますが、23,000円台前半を中心とした保ち合いとなりそうです。
新型肺炎ウイルスの影響で「中国関連銘柄」が売られるということになると、中国と関係のない企業などほとんどない状況なのですから、特に「中国関連」と意識することもないと思います。ただ、大きく売られるような銘柄は「買い場」となるものも多いと思われ、森永乳業(2264)などの食品株や日水(1332)など水産株、武田薬(4502)などの医薬品株、つまりディフェンシブ銘柄に注目です。
日水(1332)は底値圏になってきました。RSIやストキャスティックスは底値圏にあり、底値堅めとなって戻りを試すことになるのでしょう。
本日の日経平均 の予想レンジ
23,000円 ~ 23,400円
為替の予想レンジ
1ドル=108.50円 ~ 109.00円(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介