中国,協議再開要請
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はじめに

帝国データバンクが保有する企業概要データベース「COSMOS2」(2019年12月時点、約147万社収録)と信用調査報告書ファイル「CCR」(約180万社収録)、その他公開情報等を基に、現地法人や関係・関連会社の設立・出資、駐在所や事務所・工場設備等の設置などを通じて、中華人民共和国・湖北省武漢市への進出が判明した日本企業を抽出した

調査結果

1 中華人民共和国・武漢市への進出が判明した日本企業は199社だった。湖北省全体では進出する日本企業が229社判明している。中国全体で約1万4千社の進出企業があるなか、湖北省で全体の約2%が集積する計算となる。また、湖北省に進出する企業の8割超が武漢市に集中した。武漢市以外には、鄂州市や襄陽市、荊州市などが進出先として上った

2 武漢市に進出する企業の業種別では「製造業」が最も多く92社(構成比46.2%)。次いで「卸売業」(38社、同19.1%)、「サービス業」(28社、同14.1%)など。細分類では、「自動車部分品等製造」が23社(同11.6%)で最も多い

3 本社を構える都道府県別では「東京都」が最も多く82社(構成比41.2%)で最多。以下「大阪府」(28社、同14.1%)、「神奈川県」(16社、同8.0%)など大都市圏に集中する