富裕層や超富裕層に特化したサービスのリリースを予定している
ゴールドマン・サックスは、HNWとマス富裕層に特化した事業を構築している。
ユナイテッド・キャピタルは社名を変更した。今年の春には、250億ドルのRIAにより「ゴールドマン・サックス・パーソナル・ファイナンシャル・マネジメント」と呼ばれるようになる。
ゴールドマン・サックスは、ユナイテッド・キャピタルを現金7億5000万ドルで買収したが、今週開催されたインベスター・デーで社名変更を発表した。
予想の範囲内であった。ユナイテッド・キャピタルの創業者兼社長であるJoe Duran氏は、12月のMarket Counselカンファレンスで示唆していたからだ。同氏はゴールドマン・サックス・パーソナル・ファイナンシャル・マネジメントのトップに就任する。
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インベスター・デーの会合で、ゴールドマン・サックスの消費者・投資管理部門のグローバル共同責任者であるEric Lane氏は、現在プライベート・ウェルス・マネジメント・グループが運用している1000万ドル以上の投資対象資産を持つ顧客から、富裕層(1ドルから1000万ドル)やマス富裕層(100万ドル未満)まで、幅広い投資家にサービスを提供する同社の計画を説明した。ユナイテッド・キャピタルの最新のフォームADV報告書によると、平均口座残高が35万ドルのクライアントは、資産が100万ドル以上のクライアントが多いため、最後の2つに分類される。
ゴールドマン・サックスは、超富裕層向け資産運用ビジネスにおけるアドバイザーの数を今後3年間で20%増加させ(160人増加)、HNWプラットフォームを拡大し、既存の製品を拡張して「大手のデジタル消費者銀行」を構築し、マス富裕層向け資産運用サービスなどの新製品を導入すると予想している。
今年中に発表する予定のこのサービスは、現在のデジタル銀行である「マーカス」をはじめとする統合プラットフォームの一部となり、ゴールドマン・サックスの業務ベースの財務カウンセリング、投資管理、ファミリーオフィスサービスの「Ayco」と連携する。Aycoはこれまで企業幹部にサービスを提供してきたが、今後は業務ベースの人口をさらに増やす予定である。
デジタル主導の投資のオファリングは今年後半に開始され、マーカスの当座預金口座は2021年に開設される予定だ。また、富裕層の顧客のためのデジタル対応製品も計画されている。
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