☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

大きく下に放れました。下ひげ線ですが、ヒゲが短いのが気になりますが、RSIやストキャスティックスは底値圏にあり、移動平均線との乖離も大きく、出来高もできているので、ここからの反発も期待されます。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 新型コロナウイルスの感染拡大に大騒ぎしているうちに、リスク回避の流れもあって原油価格が急落、今度は原油価格の急落がきっかけてリスク回避につながるということになったという感じです。リスクがあるものから資金が逃避するということで相対的に円高になったということです。

 そしてその円高となったことがリスク回避の要因となり、株式が売られ、株式が売られるとリスクを回避するので円高になり、円高になるとリスクを回避するので原油が売られ、原油価格が急落するとリスクを回避するために株が売られるということなのでしょう。

 いつもこうした暴落相場があると「どこかで底は入るのだから・・・」と思っていても「いつまでも下落が続く」と思ってしまうのです。そして「底だ」と思うと底でなく、「まだまだ下がる」と思うと底入れするということもよくあることなのです。  ピンポイントで日柄も値幅も底値を当てるというのは難しいのですから、「底値圏」にある割安銘柄や売られ過ぎ銘柄を買っておくということで良いのでしょう。「野も山も皆一面に弱気なら、阿呆になりて買いの種まけ」ということです。(提供:Investing.comより)

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(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介