2020年3月16日12時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

本日16日(月)の日本時間朝、FRBは緊急会合で100bp(1.00%)の利下げを決定。FFレートは0.00~0.25%となり、実質ゼロ金利政策に加え、7000億ドルの量的緩和策を打ち出した。しかし、今回の新型コロナ対策として、金融政策は効かないとのマーケットの判断からか株価は下がっている。また先週末、米ドル/円は再びリスクオフにもかかわらず108円台中盤まで上昇。本日16日(月)朝のFRB緊急利下げ後は105円台後半まで急落したが、下げ止まっている。日銀も19日(木)予定だった金融政策決定会合を本日16日(月)正午から開くと発表しており、まだまだ乱高下しそうだ。

現在の為替相場の戦略やスタンス

米ドル/円の日足チャートを見ると、101円台に入った後の戻しも急激。一旦抜いたトレンドラインの延長線はレジスタンスになるので、上昇してもそのラインは抜けないかとは思っている。105.50~108.50円のレンジ相場を想定しつつチャートを見ているが、このレンジを上に抜けてきた場合は、あまり追いかけたくはないというところ。

齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。