☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
底入れ感が出るというほどでもないのですが、下げ渋りとなっています。テクニカル指標は売られ過ぎということで底堅さが見られてもおかしくはないので、下値模索ながらも底入れ感が出るかもしれません。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
日銀のETF(上場投資信託)買いの効果が表れているということだと思います。ETF買いに対して誤解している向きも多く、株価対策だとか、税金を使ってけしからんなどというわけのわからないことをいう人達も多いのですが、市場への資金供給が潤沢に行われるという安心感はあると思います。
銀行にしても事業会社にしても新型コロナウイルスの影響で破綻し難くなったということなのでしょうし、金融不安は全くないと言っていいのだと思います。株価の下落はリーマン以上かもしれませんが、お金の流れからいえば全く状況は違うということです。
金融不安がなければ、新型コロナウイルスの影響で芳しくない業績となっても「わかっていたこと」であり、「一過性」なのですから、過度に心配することはないと思います。過剰に反応しているのは欧米で、先が見えないことへの恐怖が先走っているということです。 中国の終息が本当なのだとすれば、そろそろ日本でも感染者よりも完治者が多くなるのでしょうし、世界的なパンデミックも一服となれば、一気に買い直されるのだと思います。まだまだ波乱もあるのでしょうが、買える銘柄を探すということで良いのだと思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介