☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
引き続き先週水曜日の大きな陽線の中での動きです。酒田五法で言うところの「三法」であり、この大きな陽線を抜けた方に大きく動くということになりそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
早いものでもう実質4月相場入りとなり、期末となりました。権利落ちということでしたが、配当分が果たして本当にどうなるのかということもこれから問題となってきそうです。新型コロナウイルスの感染拡大が続く中で株主総会も行われていますが、「人が集まってはいけない」という状況からすると、株主総会のやり方も考える必要がありそうです。
本来であれば「会社」というところは人が集まって作業をするところなのですから、新型コロナウイルスの感染拡大で「集まるな」と言われても難しいところがあります。インターネット上では「WEB会議システム」のCMが多くなりましたが、5Gも始まったことでもあり、「離れていても集まれる」環境は比較的簡単にできるのではないかと思います。
新型コロナウイルスの感染拡大をきっかけに5Gを使ったテレワークやテレビ会議システムが普及するということもありそうです。満員電車の見直しなどもあるかもしれませんし、「働き方改革」をするうえでも、生産性の向上を目指すうえでも「災い転じて福となす」にしたいものです。志村けんさんがお亡くなりになったということで、著名人が最高治療をしてもダメだったということになると、それだけ、やはり恐ろしいものだと考える人も多くなるのではないかと思います。
実際には重症化するにはそれなりの条件などがあるのでしょうが、「株式市場」でのインパクトを考えると「悲観的に」考える人も多くなると思います。そしてさらに重症化する前に検査をするなどということが起これば、それこそパニックになる可能性もあり、政府や自治体などの今後の対応に注目です。そして少なくとも瞬間的な景気の落ち込みなど経済面は犠牲にして命を守るということになるので、さらに終息が長引くようであれば、株価にも影響してくると思います。(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介