☆ テクニカル分析 ☆

 日経平均

依然として保ち合いの中での動きでこの保ち合いをどちらに放れるかということが注目されます。RSIもストキャスティックスも上値余地もあり、25日移動平均線を意識して上値も重くなってくるのでしょうが、冴えない展開が続くと思います。

 ☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆

 3月期末でしたが、特に「お化粧買い」などが見られるということでもなく、先物と現物株の入れ替えの動きが見られたようです。いったん方向感が見られると上昇や下落が続くということなのでしょうが、1日を通して同じ方向に行く場合と、違う方向にも振れるという場合があり、日によって違いますが、少し長い目で見ると動きがないということになりそうです。

 指数に影響の大きな銘柄にも空売りが積み上がるということもなく、需給面で指数を押し上げる要因に乏しい感じです。企業決算も芳しいものでもないのでしょうから、どこまで織り込まれているか、先行きに対してどのように見ているのかなどで株価に変化が見られるということになるのでしょう。

 新型コロナウイルスの感染拡大が止まらないことには動けないということなのでしょうが、一服するだけでも雰囲気は変わると思います。「拡大が続く」というのか、「山を越えた」となるのか、今週末の外出禁止令などを見ながら動きがありそうです。
 株価への影響も東京封鎖となるのか、それとも「そろそろ大丈夫」ということになるのか、レジャー施設などを見ていると20日頃まで休業というところも多く、まだまだ落ち着かないのかもしれません。ただ、株主優待の有効期限を延ばしているところなどもあり、「コロナ後」の動きを想定して見るのも良いと思います。(提供:Investing.comより)

Investing.com
(画像=Investing.com)

著者:清水 洋介