「気迷い線」からの反発となりましたが、まだ18,500円で上値を押さえられるのかどうかというところです。25日移動平均線や基準線を意識する水準でもあり、上値も重くなるそうです。まずは18,000円台固めということなのだと思います。

 週末の米国株が大幅安となったことや夜間取引やシカゴ市場の日経平均先物が売られていたことから売り先行となるかと思いましたが、日本でも新型コロナウイルスの感染拡大が続いているなかで緊急事態宣言が宣言されるのではないかとの見方が出て、感染拡大阻止が期待されること、そして米国での感染者増加数が減少したことなどが好感されて、しっかりとした始まりとなり、24時間取引の米国株式指数先物が大きく買われたことから先物主導で買われ上値を試す動きになりました。それでも18,000円を超えて18,500円までも意識される水準となるとさすがに手仕舞い売りも出て上げ幅縮小となりました。
 昼の時間帯は特に動きは見られず、後場に入ってからも指数は小動きとなったのですが、引けを意識する時間帯も堅調な地合いが続き、米国株高期待などから上昇となり、買い戻しを急ぐ動きでさらに上げ幅を拡大、節目と見られる18,500円を一気に抜けて上値を試す動きとなりました。さすがに18,500円を超えると手仕舞い売りもみられて上げ幅縮小となりましたが、大幅高、高値圏での引けとなりました。

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(提供:Investing.comより)

著者:清水 洋介