☆ テクニカル分析 ☆
日経平均
25日移動平均線や基準線に上値を押さえられた形です。18,500円水準をキープしたことで底堅さが見られ、再度上値を試す動きになるかどうか、明日の動きで決まりそうです。
☆ 本間宗久相場三昧伝 ☆
新型コロナウイルスの影響がどこまで大きくなるのかがわからないことで疑心暗鬼になっており、ここで経済対策が打ち出されても効果が限定的となると失望感も出てくるものと思います。もちろん、悪い話ではないのですから、効果は少しは期待できるのでしょうが、皆が期待しているのは「V字回復」ということであり、積極的に買い上がる材料になって欲しいということだと思います。
ただ、今回の対策などを見ていると決して急いで買い上がるだけの効果があるかどうかというと甚だ疑問であり、これだけではV字回復を期待するというのも無理があるという感じです。少なくとも「これ以上悪くならない」ということがわかるまではまだまだ波乱もありそうです。
それでも市場に参加するには新型コロナウイルスの終息が見えてきたときでは遅いと思われます。ある程度「最悪」となっているような業種や銘柄が逆に投資妙味ということになるのでしょう。最悪な状況を織り込んでいるとすれば株価は底値ということであり、投資タイミングとしては良いと思います。
底値かどうかを判断するのはとても難しいですし、底値と思ってもまだまだ下値があったということもよくある話です。業績悪化を織り込んでPER(株価収益率)やPBR(株価純資産倍率)が割安というところまで売られているのですから、業績が「思ったほど悪くない」ということで買われることもあるのですから、ここはやはり割安銘柄で良いのだと思います。
明日の相場見通し動画
→ https://youtu.be/CQCg0YpXZnc
(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介