2020年4月27日11時時点に齊藤トモラニさんに直接聞いた現在の相場観とFXトレード戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)
現在の為替相場の傾向や相場観
先週、大荒れの原因となった原油相場は、限月が6月となり落ち着きを取り戻し始めた。また米国の一部の州で、都市封鎖が緩和される。これらを好感して、先週末の米国株は3指数ともプラスで引けており、日経平均も高値で引けている。ただ、本日27日(月)の日銀の金融政策決定会合は、日経新聞で報道されたような国債買い入れ枠の無制限化程度では、あまり際立った対策とは考えられないことから、為替へのインパクトは限定的なようだ。
現在の為替相場の戦略やスタンス
米ドル/円の60分足チャートを見ると、今のところは107.30~108.10円のレンジの中で動いている。107.50円に明日28日(火)期日のオプションも多くあるようなので、107.30円を大きく下振れなければ、下がったところでは買いも出てきそうだ。短期的には、108.10円手前の107.80円付近にあるレジスタンスに抑えられるかどうか。もし抑えられれば短期的に107.30~107.50円付近を狙ったショートポジションというのもありかと思ってみている。ただ、個人的にはレンジ内のトレードは苦手なので、108.10円を超えるか106.90円を切るかして、トレンドが出来始めてから考えようと思っている。
齊藤 トモラニ(トレーダー兼セミナー講師)
ウインインベストジャパンのFXトレーダー兼インストラクター。2006年11月の杉田勝FXセミナーの受講生。セミナー受講後、FXでの利益が給料を上回るようになる。その後、トレーダー兼講師として弊社へ入社。抜群のFXトレードセンスを持ち、セミナー受講生から絶大な評判を得る。「トモラニ」の愛称で親しまれている。
羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
「羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。