2020年5月7日11時時点に神田卓也さんに直接聞いた最新の相場観と戦略をご覧下さい。(提供:羊飼いのFXブログ※チャート付き)

現在の為替相場の傾向や相場観

羊飼いのFX突撃取材
(画像=PIXTA)

昨日6日(水)に発表された米4月ADP全国雇用者数は、2023万6000人の減少と過去最大の落ち込みを記録した。米国の労働力人口約1億6300万人(2019年)のうち、12%強がわずか1カ月の間に失業したという「瞬間蒸発」な雇用の喪失だ。それでも、ドルが大きく売り込まれなかった(対円以外ではむしろ上昇した)理由としては、大きく3つの要因がある。1つめは雇用の悪化は織り込み済みである事。2つめに悪化は米国だけではない(万国共通である)事。そして3つめとして、今後の持ち直しが期待されている事、などがあるのだろう。

現在の為替相場の戦略やスタンス

明日8日(金)の米4月雇用統計でも、非農業部門雇用者数の大幅な減少が見込まれる(現時点の市場予想は2100万人減)が、強いドル売り材料になる公算は小さいと考えられる。米ドル/円の105円台を売り込む動きは投機・実需ともに限られると見ており、目先は底堅い推移を見込んでいる。

神田卓也
株式会社外為どっとコム総合研究所 取締役調査部長上席研究員。1987年福岡大学法学部卒業後、第一証券(株)(現三菱UFJモルガン・スタンレー証券株式会社)を経て、1991年(株)メイタン・トラディション入社。インターバンク市場にて、為替・資金・デリバティブ等の取引業務を担当し、国際金融市場に対する造詣を深める。2009年7月(株)外為どっとコム総合研究所入社。

羊飼い(ひつじかい) FXトレーダー&ブロガー
羊飼いのFXブログ」の管理人。2001年からFXを開始。ブログで毎日注目材料や戦略を執筆配信中。トレードはスキャルがメインで超短期の相場観には自信あり。