日経平均が20,000円を超えたところからは手仕舞い売りに押される場面もありそうだ。積極的に買い上がるだけの材料があるものも少なく、ある程度買われた銘柄は上値も重くなるだろう。ここからさらに上昇となるにしても19,500円や20,000円での「値固め」は必要だろう。
引き続き「新型コロナウイルス関連銘柄」などが物色されるのだろうが、一番影響の大きい銘柄などにも底堅さがみられており、底入れ感が強まったものはまだまだ買われると思う。HIS(9603)やラウンドワン(4680)などの戻りも期待され、三越伊勢丹(3099)など百貨店株も買戻しなどが入りそうだ。
三越伊勢丹(3099)は予想された通り、25日移動平均線や基準線のサポートを確認して値持ちのいい展開となっている。ここで75日移動平均線を抜けてくれば雲も抜けて底入れ確認となるのだろう。
本日の日経平均 の予想レンジ
20,000円 ~ 20,400円
為替の予想レンジ
1ドル=106.50円 ~ 107.00円(提供:Investing.comより)
著者:清水 洋介